息子と歩いた30分
一昨日から離れて暮らす息子が試験のため帰宅していた。
今朝は久しぶりに息子のためにお弁当を作った。
1週間も前からメニュー表を作り、レシピを調べた。
慣れないことをするときは慎重に慎重に。
たけのこご飯、卵焼き、スナップエンドウの炒め物、ひじきの煮物、アスパラガスの牛肉巻き、トンカツ、筑前煮、ミニトマトとオレンジ。
自分にできること、やりつくした‼︎と、今脱力している。
大量の洗い物を担当してくれた夫には深く感謝。
そのお弁当を持って試験会場に向かう息子を途中まで犬と送って行った。
その時間は私にとってわくわくと幸福感に満ち満ちたものだった。
息子と2人になっても何を話したらいいのかわからない。
最近思うのだけど、夫、息子、私、3人で共有できるものがなんと少ないことか。
テレビ番組、音楽、趣味、仕事、どれもばらばらで会話が成立しない。
でも、息子とただ同じ空間を共有している、それだけでわくわくできる。
息子と犬と3人で試験会場への道を歩いた春の朝の30分が、今日の私をわくわくさせてくれたもの。
息子を見送り犬と2人の帰り道に心から思う、今日の時間を本当にありがとう。
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